上司も人の子会社(特に上司)の中には自分の台詞に責任を持つ人が少ないと思うんですよ。上司なんだから少しは自分より経験も能力も上なはずなんですが、 能力については??です。経験はありますよね。確かに・・・・ 長く務めているんですから。で日本の会社はこの経験を重視した年功序列主義なわけです。 経験が多い人=能力のある人(能力があるはず?) というわけのわからん方程式が成り立つわけです。そりゃある程度の経験 は必要でしょう。でも経験がある(先輩)からといって昇格したり、上司 になるのはどうなの?って感じがします。能力がある、適しているからライン (管理者)になるわけではないんです。この年功序列という仕組みのおかげで 今でも残っているイタイ管理者が数多くいます。管理職でもないのに管理者 みたいな名前の肩書きの人もいます。経験があるから有能なわけではないんです。 例えばレースというコンマ001秒を競う世界では、コンマ1秒でも速い人は、 偉いんです。強いんです。能力があるんです。経験は関係ありません。 新人だろうが10年選手だろうが関係ありません。 会社も最近はこの能力主義という ニセ欧米主義 に変わりつつあります。 しかしながら日本人には馴染めないのか、年功序列を長く続けたからか、 最近この制度も崩壊しつつあります。というのもこの能力主義、上司や会社 が部下を査定するのですが、そもそもイタイ上司に査定された所でまともな 評価が出来るわけありません。 ニセ欧米主義と書きましたが、なぜニセなのかというと能力の意味が違う と思うからです。日本では何を持って能力というか? 例えば転職するときに書くシート(職歴書)を見たことがありますか? 今までどういう仕事をしてきたか!ということについてことこまかに書いて います。何をしてきたか?なんていうのはアメリカではさほど重要ではない ようです。ある人物が言った言葉に バリュー! というのがあります。付加価値という意味です。重要なことはこのバリュー (自分は何を出来るか)=能力ということであり、何をしてきたか(経験) はさほど重要ではないということではないかと思います。 勿論経験も大事ですし、その人物そのものの人間性も重要です。能力がある だけで上司になると部下は悲惨な目にあうでしょう。大事なのはそれらを バランスよく備えた人物を見つけることや、会社として育てることだと思います。 しかし上司も所詮は人の子、限界があります。なんでもPerfectという わけにはいきません。多少の過ちは許すのもまた部下の仕事です。 但し、会議などで決めたこと、部下に反対されたのに強行しようとすること、 これらについてはきちんと守っていただきたいものです。 上司という肩書きで我々に命令するのですから、その命令についてはきちん と最後まで守り、また最後の責任を取ってもらいたいものです。 自分の台詞には責任を取ること! 最低限上司としてこれだけは守っていただきたいものです。 ↑ 自分が上司になった時できるかどうかは ・・・・知らん |